2020年5月5日火曜日

The MFQ / This Could Be the Night (1967)

This Could Be the Night
/ The MFQ (1967)

CD[Gotta Get Up
/ The Songs Of Harry Nilsson](2017)に収録







Aceのソングライター・シリーズの
ハリー・ニルソン (Harry Nilsson)です。

以前、コミュニティFMで番組をやっていた時に
9回にわたって特集をしました。

第1回 第2回 第3回 第4回 第5回
第6回 第7回 第8回 第9回

この人の事を考えると不思議な人生だと思います。
シンガー・ソングライターとして有名ですが、
自身の代表作といわれるものは2曲、
その2曲ともカバーというのは不思議な気がします。

このソングライターシリーズは、愛情をすごく持って
頭が下るのですが、特にニルソンの盤は凄かったです。
こういうソングブックをまとめるときには、
作曲作品をたくさん出して、一つの形にまとめていきます。
その中で切れない曲をどうするか、珍しい作品を入れたかったりします。
そういう作品が、普通に聞いてよい曲だったら良いのですが、
珍しいだけの曲もあったりします。
そこで、「こういうのは知らないでしょう」的な気持ちと
どう向き合うか、番組をやっている間に鍛えられました。(笑)

大事なことはそのアーティストに対する愛情だと思います。
(なので、アーティストの前に自分の名前を付けた再発をする
人は見ているほうが恥ずかしくなります)

この盤は最初に、あまり、聞かない人のカバーから始まります。
アニー・ニルソン (Annie Nilsson)とあるので、たぶん娘さんではないかと思います。
そして、次がDaddy's Songです、こういう細やかな愛情を持った感覚が
私は大好きなのです。

この曲と云ったら、なんといっても山下さんなのですが、
私は、このバート・ダベンポートのヴァージョンも好きなんです。
2分ぐらいすると曲が始まります。


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