/ Astor Piazzolla with Roberto Goyeneche (1988)
CD[Sur
/ Original Soundtrack](1988)に収録
1988年にでたアルゼンチン出身の作曲家、バンドネオン奏者の
アストル・ピアソラ (Astor Piazzolla)が手がけた映画
「スール(南)、その先は・・・愛」のサウンドトラックです。
私の大好きなアーティストで、サンフランシスコ周辺で、
活動をしているバート・ダヴェンポート (Bart Davenport)という人がいます。
北欧のバンド、キング・オブ・コビニエンス (Kings of Convenience)の
ツアーのギタリストをしたり、色々なユニットで活躍をしています。
その彼を聞いていって知ったのが2011年の「Searching For Bart Davenport」です。
このアルバムは全曲カバー・アルバムなのですが、ほとんどの曲を知りませんでした。
その中の曲をオリジナル・アーティストで聞いていくために調べ始めました。
そこで驚いたのは、ほとんどオリジナルアーティストのものよりも、
バート・ダベンポートの方が良い感じだったという事だったのです。
大抵の場合は、聞いてみると、オリジナルの方が良いという事が多いので
結構な驚きでした。
その中で、引っかかったカエターノ・ヴェローゾ (Caetano Veloso)でした。
そこで又、カエターノ・ヴェローゾを聞いていくと良いものが多く、
これがカエターノ・ヴェローゾ、ガル・コスタ、マリア・ベターニャ、
ジルベルト・ジルを聞くきっかけになりました。
そのカエターノ・ヴェローゾの曲の中でもこの「Vuelvo Al Sur」は
自分が聞いてきた音楽(そんなにたくさん聞いてきたわけではないですが)
の中でも、特に素晴らしいと思える曲でした。
そこで、作曲クレジットを見るとアストル・ピアソラ (Astor Piazzolla)でした。
この人は映画「12モンキーズ」の時の音楽が印象的で、
その時期に色々とCDがでて耳にしていました。
ただ、調べるには録音作品が多いのと、自分がだらしないのとで、
中々、このオリジナルを探すことができませんでした。
それでも、やはり、きちっと聞きたいと思い探しました。
それで、見つけたのが2004年の「Vuelvo Al Sur」でした。
CD[Vuelvo Al Sur
/ Astor Piazzolla](2004)
聞いてみるとこれが、ライヴ盤で「う~~~ん」となってしまいました。
このライヴはライヴで凄くよい出来でした。
ギターのサウンドの処理は驚きました。
そこで、再び調べて、このアルバムにたどり着きました。
歌っているのは、アルゼンチンのタンゴ歌手の
ロベルト・ゴジェネチェ(Roberto Goyeneche)という人した。
こちらも、オリジナルよりも、カエターノ・ヴェローゾ
の方が好きな感じの出来でした。(笑)
こんな感じで、追ってみたい曲に出会えたことがうれしいです。
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