Do You Want To Dance?
/ Bette Midler (1972)
CD[The Divine Miss M
/ Bette Midler](2020)に収録
最近、よく見かけるデラックスエディションのCDで、
ベット・ミドラー (Bette Midler)のファーストアルバムです。
これを聞いていて、感じたのは、プロデューサーの重要性です。
何をカバーするのか?カバーする曲をどこに連れていくのか?
このアルバムのプロデューサーは、アーメット・アーティガン (Ahmet Ertegun)
この時期としては、少し前のプロデューサーです。
でも、モノを見る目のある人なので、彼女の持っている「レトロな感覚」を
この時代に合わせて見事な、オリジナリティへと昇華させています。
ミュージシャンは、ロン・カーター (Ron Carter)、レイ・ルーカス (Ray Lucas)
人選が少しジャズよりにされていますが、デビッド・スピノザ (David Spinnosa)などと
組ませることによって、不思議なサウンドが生まれています。
それと、半分ぐらいは、彼女の事を一番理解している人間の一人、
バリー・マニロウ (Barry Manilow)が、自分のバンドを連れて参加しています。
良くまとまった曲が多い中、この曲は、
不思議なコード(落ち)が展開されているうえに、
隠し味のように、弦編曲が、トム・ベル (Thom Bell)です。
この流れでセカンドアルバムも出してくれると嬉しいです。
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