/ Alan Pasqua](1994)
キーボ-ディスト、アラン・パスクァ (Alan Pasqua)さんの
デビュー・アルバムというのに出会いましたので聞きました。
1952年生まれで1994年 (42歳)がソロデビューということですが、
簡単に調べてみると、1975年にシーラ・ジョーダン (Sheila Jordan)
という人の録音 (製作は伊藤八十八さん)に参加しているので、
「欲がなかったのかな?」と思われる感じでデビューです。
聞いていて、下の小川さんの話ではないのですが
曲が書けているなと感じられる曲が多かったです。
こういうスタイルの音楽を聴いていると、
そういう風に感じられる事は割と少ないので印象深かったです。
また、出会ったら聞いてみたいと思っています。
涼しい感じの演奏でした。
Amazonに出ていた小川隆夫さんの解説
【超豪華メンバーに支えられた大型新人ピアニストがデビュー】
新人ピアニスト、アラン・パスクァのデビュー作。
2007年に惜しくも他界した人気テナー・サックス奏者、
マイケル・ブレッカーをはじめ、実力派ベーシストのデイブ・ホランド、
スーパー・ドラマーのひとり、ジャック・デジョネットと
そうそうたるミュージシャンが顔を揃えているのだからなんとも豪華この上ない。
アラン・パスクァはフュージョンやフリー寄りの演奏も得意としているが、
ここではアコースティック・ピアノに専念し、
非常に美しい響きを有したプレイを綴っていく。
本作品のパスクァはハービー・ハンコックの知的な部分とビル・エバンスのクールさを
合わせ持ったピアニストと言えば近いのかもしれない。
また、実際この作品を聴いてみると、ピアニストの腕前もさることながら、
作曲者として豊かな才能の持ち主であることに驚かされるだろう。
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